2010年05月29日

大久保清連続殺人事件

 1971年3月、府中刑務所を出所した大久保清(強姦致傷の罪で服役していた)は、それから再逮捕されるまでの70日余りの間に、10数人の女性と肉体関係を持ち、そのうち、抵抗するなどした8人を殺害、死体を埋めて遺棄した。

 大久保は、死体を埋める際に、金属探知機による発見を防ぐため、金属製の物をすべて取り外し、さらに、死体の上に大小さまざまな石を被せるなどして、上から掘ってもスコップが石にあたって死体まで届かないように細工した。

 しかし、取調べの際、警察官に自身の芸術論を誉めてもらったり、食事を特別にしてもらうなどされた大久保は、それに気を良くして、死体を埋めた場所を次々と自供。結果、前橋地裁は大久保に死刑判決を下した。


 末っ子で、ロシア人の血を引く母親に溺愛されて育った大久保は、小学生の頃から、畑に幼女を連れ込んで性器に石を埋め込むなど、人一倍性欲が強く、この事件が発覚する以前にも、何度も強姦事件(未遂含め)を犯して逮捕されている。

「俺は人間じゃない。冷血動物だ」と豪語し、『第2の小平(1年で7人の女性を強姦・殺害した小平義雄と比較され)』として恐れられた大久保は、死刑執行の際、恐怖のあまり腰をぬかし、失禁しながら死刑台へ向かった。


 その後、大久保を題材にしたテレビドラマ(昭和四十六年 大久保清の犯罪)が放送され、それを観た大久保に娘を殺された父親の一人が、「大久保もかわいそうな奴だね」とつぶやいたという。
 
posted by 傍観者 at 11:04| 連続殺人事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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